【婚活本紹介】「美人が婚活してみたら/とあるアラ子」のネタバレ・口コミ・評判・感想はどう?映画って?

「美人が婚活してみたら」は、小学館クリエイティブから発行されている、「とあるアラ子」作の漫画。まんがアプリ「Vコミ」で1位を獲得した、美人アラサー・タカコのリアル婚活放浪記です。

作者である「とあるアラ子」さんの友人の実際の婚活話をモデルにしているそうで、「とあるアラ子」さんも時々作中にタカコの友人として登場しています。

不倫の末、一念発起で婚活サイトへ登録

ある日、電車に乗っている最中にタカコ(32歳)は突然「死にたい…」と思います。優しい両親、友人、仕事、容姿にも恵まれた自分がなぜ死にたくなったのか、友人のアラ子に相談してみると、「燃え尽きちゃったんじゃない?」と分析されます。

実はタカコ、不倫のあとに不倫をして、さらにそのあとも不倫をして、その恋を手放したばかり。アラ子はさらに、「死ぬとしても、何かやりたいことをやってから死んだほうがいいよ」とアドバイスします。

死ぬことは止めねーのかよ…と心の中でツッコミながら、確かにその通りだとも思うタカコ。そして自分が何をやりたいか考えたとき、「結婚したい」と気づきます。今まで付き合う男がみんな既婚者で、結婚には無縁だと思って生きてきたけれど、「よく考えたらあたし、結婚したい!普通に子どもとか産んで育ててみたい!」と考えます。

その後、1週間かけて登録の面倒くささに何度か死にたくなりながらも、婚活サイトに登録するのでした。

まず主人公のタカコが「美人」という点であまり共感は持てなかったのですが、「なぜか不倫ばっかりしている友達、いるな…」と、どちらかというとアラ子の方に共感を持ちました。

中学からの同級生の悩み相談に答えているようで、その視点から「頑張って!」という気持ちになりました。また、タカコの婚活への取り組みから、自分の結婚観や男性観を見直す契機になりそうだとも感じました。

タカコ、サクラと疑われる

さて、婚活サイトに登録して1週間。思ったように進まないことに一念発起して、連絡をしてきた人の中から、一番まともそうなおじさんに会ってみることにします。期待しながら待ち合わせ場所にいると、写真とだいぶ雰囲気の違うおじさんが現れ、ため息をつかれます。

なんで?!と思っていると、一言。「あなた、サクラでしょう?」。違います、と言うと、「じゃあ美人局かな?」とまで言われてしまいます。さらには、「あなたみたいな若くてきれいな人が本気で相手を探しているはずがない」と断定され、そのままおじさんは帰ってしまい…。タカコの初めての婚活は2分で終了してしまいました。

しかし、そのことで逆に吹っ切れたタカコ。死にたい気持ちもなくなっていることに気付き、せっかく登録しているんだし、もっといろいろな人に会ってみようかな、自分から連絡してみようかな、という気持ちになりました。

確かに婚活サイトで知り合った人が、若くてかっこいい男の人だったら、詐欺?既婚者?とつい疑ってしまうように、若くてきれいな女の人が現れたら、サクラか美人局だと疑ってしまう気持ちはちょっとわかります。

でも、いくら美人でも、タカコみたいに出会いがないとか、ずっと既婚者と不倫していた、とか、婚活をする理由がないとは言い切れないので、どんな人が現れても、見た目だけで判断するのは良くないなと感じました。

結婚は条件?でもやっぱり恋がしたい

今度は自分から好みの感じの人にメッセージを送り、ラインも交換したタカコ。相手であるS木は、メッセージはとてもいい感じの人。胸を高鳴らせながら実際に合ってみると…、ちょっとおどおどした感じの男性が現れ、がっかりしてしまいます。

見た目で判断しちゃだめだ、と、いいところを見つけようとしますが、いいところはあるものの、(ない)と思ってしまうタカコ。敗因はイメージを盛り上げすぎたこと。そして、「やっぱり恋がしたい」と思ってしまったこと…。

でも、アラ子に相談すると、「タカコめったに恋とかしない人じゃん?どうすんの!?」と言われ、暗い雰囲気に。タカコはよーく知った相手ではないと恋ができないタイプで、それが既婚者と不倫してしまう理由の一つでした。結婚は「好かれる力より好きになる力」と思い知ります。

恋か、結婚か。難しい問題ですね。恋した相手と結婚できれば、これ以上のことはないと思いますが、婚活ではなかなか難しいのかもしれません。

同僚のアドバイスもあり、タカコは少し婚活を休むことにします。しかし、その間に病気になってしまい、仕事もやめることに。病気がいつ再発するか分からないうえに、お金もなく、次の仕事も決まっていない状態にひどく不安になり、結婚したい、という思いを強くするタカコ。

病気を経て、恋をしたいという考えをきっぱり捨て、生活のために結婚したいと気持ちを新たにします。そこへ、メッセージを送ってきたのが、先日会った相手であるS木。なんとなく婚活サイトでS木の収入を調べてみると、なんと1000万。それを見て、もう一度会ってみようかな、と思います。

タカコ現金だな!でも、お金は大事ですよね。特に、20代未婚男性の平均収入は200万円台と言われている現代では、年収1000万円はそれだけで好条件です。(真実を書いていればの話ですが…。)

自分が選ぶつもりが相手も選んでいると気づく

そしてタカコは2回目のデートを決めます。前回と違い、スーツ姿で現れたS木に、雰囲気が違うと感じ、また、おどおどした態度も気にならなくなっていました。S木といて楽しいと感じ、もしかして、結婚もアリ?と考えるタカコ。

その後、デートを重ねお互いのことを知っていき、どんどん楽しく感じます。しかし、そこでアラ子から「ちゃんと結婚した後のこと考えてる?」と大反対されてしまいます。そして友情に亀裂が…。

そんな中、S木とのお泊りデートに挑むことになったタカコ。夜の横浜を散策して、ホテルにチェックイン。ホテルの部屋で、思い切って今まで何人の女性に会ったのか聞いてみます。S木の答えは「35人」。意外に多い数字に、「選んでいるつもりで、選ばれていたのかも」と冷静になるタカコ。

シャワーを浴び、いざ、という雰囲気になったのに、ごめんなさい、と言って断ってしまいます。その日からラインは既読にならず、婚活サイトでもブロックされてしまいます。

アラ子との友情は復活し、転職もしますが、仕事はあまり思ったようなものではなく、婚活サイトの方も年上からばかりメッセージが来て、自己肯定感がすり減っていく毎日。

そんなときに限って元カレに会ってしまい、過去の不倫を回想するタカコ。彼は、子どもが産めない体だと突然宣言された自分に寄り添ってくれた人。しかし、別れると口では言うもののまったく離婚する気配がなく1年半を過ごしたそうです。

馬鹿だよね、と言うタカコに、「弱っている相手につけこんだ男が悪いと思うけど」と言うアラ子。アラ子に励まされ、タカコはもっともっと婚活を頑張ろう、と意思を固くして、1巻が終わります。

まとめ:婚活するなら理想の相手を明確に

美人だからって、婚活がうまくいくとは限らない。やはり結婚に重要なのは容姿だけではないのだなと思いました。また、婚活するにあたって自分が「どんな人と結婚したいか」と考えておくことは重要だと思います。

というのも、タカコは行き当たりばったりで会う人を決めているので、そのせいでうまくいっていないように感じたので…。今までモテてきたからこそ、あまり自分の「タイプの人」や「結婚相手への条件」を考えてこなかったのではと思いました。

もっと条件を絞って、また、その条件に当てはまる中でいろいろな人と会ってみることで、結婚への道筋が見えてくるのではないでしょうか。とにかくタカコには、元カレを見返すような相手に無事出会ってほしいなと感じました。

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