【婚活本紹介】「31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる/御手洗直子」のネタバレ・口コミ・評判・感想はどう?

「31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる」の作者である御手洗直子さんが、旦那サマ・トリ肉さんサイドの婚活体験をまとめた漫画が、「31歳ゲームプログラマーが婚活したらこうなる」です。男性サイドの婚活漫画は珍しく、婚活をしている男性ってこんなことを考えているのか!と驚いたり、笑ったりできる一冊です。

 

婚活のきっかけは“なんとなく”?

そもそもトリ肉さんがなぜ婚活を始めようと思ったのかを尋ねてみると、「確固たる理由はなくて、そろそろ婚活でもするか~って感じだったんだけど…」と、だいぶふんわりした答えが。

20代まではいろいろ焦ったりもしたけれど、30代になると現状に慣れ、このままだと恋愛とか結婚とかスルーしたまま10年が経過する…と思い、もう少し女性とお近づきになる努力をした方がいいんじゃないか?と思ったのがきっかけだったそうです。

 

ネット婚活は男性にはシビア?

早速、ネット婚活サイトに登録してみたトリ肉さん。メールボックスを開いてみると、なんと新着件数は0件。おかしいな?と思い自分からもメッセージを送ってみますが、その返事もなし…。女性側だと、一度に何通もメッセージが来て、返事をするのも大変、なんてエピソードをよく見かけますが、男性側は0と言うこともあり得るのだと驚きました。

女性側は大量のメールをさばききれず、返信しないメールもあるため、返事が来ない、ということもあるのだとか。婚活を始めて一カ月で届いたのはスパムとサクラばかり…。ネット婚活は、思っているより男性にはシビアなのかもしれませんね。

 

メールを「自動化」

トリ肉さんは、相手にメールを書くにあたって、「万人受けしそうな一通を完成させてそれをばらまく」か、「相手のプロフィールを分析し最適なメールの文面を研究する」かで迷ったそうです。

もらって嬉しいのは後者ですが、たくさん送っても返事が来ない現状を踏まえ、「コピペだと分からないようなコピペメールを考える」ことに決めました。そして、ついに返事が来るように。そこでさらにトリ肉さんは、これは自動化できるのでは?と気づき、プログラミングを組んで、自動で相手にメールを送るようにしたそうです。

コピペメールを自動送信!すごい発想だなと驚きました。心はこもってないかもしれませんが、効率は良さそうな手段です。でも、ところどころほころびがあり、相手の女性から怒られることもあったそう。結局やめてしまったそうですが、やっぱりメールは、面倒でもちゃんと考えて送ったほうがよさそうです。

 

相手が待ち合わせに来ない

トリ肉さんが経験したことで一番つらかったのは、「相手が自分を確認したうえで待ち合わせ場所に来ない」ことだったそうです。待ち合わせ場所で待っていると電話がかかってきて、「トリ肉さんって白いシャツでリュックを背負ってる人ですか?」と聞かれ、「はい」と答えるとそのまま電話が切れ、以後音信不通に。ディズニーランドの待ち合わせでドタキャンされたこともあったとか…。

待ち合わせのドタキャンは辛いですが、その後のデートが全然盛り上がらなくても辛かったそうです。盛り上がらないデート、考えただけで悲しいですね。『できるだけたくさんの人と会ってみる』のは婚活の一つの手法だと思いますが、手あたり次第に無理やり会ってもうまくいかないのなら、それも考え物だなと思いました。

 

改善するためのアドバイスを

そんなトリ肉さんが変わるきっかけになったのは、ある女性との出会い。何が悪いのか聞いたトリ肉さんに、「ジーパンに紐のベルトとか、そんなのどこで買ったの?」「デートにランニングシューズが場違いって発想はないんだ?」等、ファッションの問題点をずばずばと指摘してくれます。

うまくいかないことがあったら、その原因を探るのはとても大事なことだと思います。『待ち合わせ相手が、自分を認識した上で会ってくれないのはなぜだろう?』とか、『デートが盛り上がらないのはなぜだろう?』など、もし婚活がうまくいかなかったら、その原因を考えてしっかり対策を取らないと、同じことの繰り返しになってしまいます。

自分では分からなかったら、トリ肉さんのように、デート相手に聞いてずばり指摘してもらうのもいいと思います。悪いところを指摘されると辛いかもしれませんが、それを乗り越えると、きっといい出会いが待っているはず!

 

ダメなところを変えてみる

“師匠”である彼女にいろいろアドバイスをもらい、ファッションを変える決意をしたトリ肉さん。しかし、それまで一切ファッションについて興味を持っていなかった彼は、インターネットで洋服のサイトを見てもよくわからず、大変な苦労が待ち受けます。それでも、デパートや美容院に行ったり、ダイエットをしたりして、少しずつファッションを変えていきました。

ファッションの問題は、女性の婚活でも悩みの種の一つ。トリ肉さんは「試着しなかったらサイズが合わなかった」「着回しできなくて暑かったり寒かったりした」「手入れの仕方が分からず、カビたり皺になった」というハプニングがあったそうです。

試着してサイズのあう服を選ぶこと、手持ちの服と合わせて着まわせそうな服を選ぶこと、手入れの仕方が分からなかったら素直にクリーニングに出すことなどに気を付けると、同じ失敗はしなくて済みそうですね。オシャレかどうかの前に、『清潔感のある服』というのが、男女ともに大事だと思います。

 

自分の理想には妥協しない

ファッションを改善したり、会話が弾むような工夫をしたりしたトリ肉さんでしたが、会ってくれる女性は増えても、お付き合いまではなかなか進みません。そこで、相手への条件を変えてみることにします。

煙草・お酒NGだったのをOKにしたところ、すごくかわいい女の子と出会い、すぐに同棲まですることになりました。本当に夢のようで、婚活諦めなくてよかった…!と思ったトリ肉さん。しかし、結局、大丈夫だと思っていた煙草・お酒の習慣がどうしても気になり、結局別れることに…。

相手への条件を妥協すれば、相手は見つかるかもしれませんが、やはり付き合っていくうちに辛くなってくるものです。無理に理想は曲げずに相手探しを続けることが大事だと感じました。もし条件を変えるとしたら、婚活中に「この条件はなくても大丈夫だ」と感じた時だけにした方がよさそうです。

 

運命の相手とはトントン拍子に

その後、一時音信不通になっていた人からまた連絡があり、その人と会うことに。それが結婚相手である直子さんでした。トキメキよりも条件優先でしたが、とにかくその条件にぴったりハマる相手と出会うことで来ました。

直子さんとはトントン拍子に話が進み、付き合って2カ月で直子さんの方からプロポーズ、その1カ月後には家まで購入することになり、一時は結婚詐欺ではないかと心配すらしたそうです。婚活の良いところは、お付き合いから結婚までの話が早く進むところですね。

トリ肉さんは人工メールも含めると1000人を超える人とメールしたそうです。最初はスパムとサクラからのメールしかなく、待ち合わせしても会ってもらえなかったのに、5年かけて目標であった結婚まで到達することができました。

今、婚活が全然うまくいっていないという人にも、いろいろ工夫をすればうまくいくかもしれない!という、希望を持たせてくれる一冊だと思います。

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