【インタビュー】結婚相談所ハッピーカムカムさんは「時間をお金で買う時代」にあった結婚相談所

取材:ハッピーカムカム峰尾晋一代表にお話を伺いました!

 

「時間をお金で買う時代」にあった相談所を

Q.まずはハッピーカムカム様の設立のきっかけを教えていただけますか。

 

峰尾さん:私は18年前に新卒でNTTデータに就職しました。

当時ITが伸びるということでITって何だろうと考えたときに、今まで手紙で書いたものが送れるようになったり、図書館で調べたものをネットで一瞬で調べられたり、スピードが増してくると思い、「時間をお金で買う」ビジネスが増えると思いました。

 

その時にちょうど、周りの女性から「結婚したいけど彼氏ができない」とか「2,3年付き合って別れた」とかいろんな話を聞いていました。それならもう結婚前提で話して、さっさと結婚をしてしまった方がいいのでは?と思い結婚相談所を開業しました。

 

 

Q.結婚相談所をはじめてみてどうでしたか??

 

峰尾さん:弊社は今年で会社を設立して19年目になるのですが、結婚相談所という業界は50代、60代の方が運営している結婚相談所が多い業界となります。

そのような中で、当社は若いスタッフがいて、20代の人間で運営をスタートしていました。また当時最先端でもあるホームページなどを作っていたことなどが大きなアドバンテージにもなりました。現在は20代~50代の男女のスタッフがいるのですが、こういう結婚相談所は日本全国の中でも当社だけかなと思っています。

その後も試行錯誤していた5,6年目の時に「婚活」という言葉が出てきたかなと思います。そのころにはもう実績があるようになりました。まさに先行者利益のようなものですよね。

これだけで飽き足らず今はさらに、「時間」をキーワードにし、大幅に改良しようとしています。

 

Q.ありがとうございます。会員さんはどういった方が多いですか?

 

峰尾さん:うちは「時間をお金で買う」っていうコンセプトなのでほとんどのお客様にそもそも出会いはあります。

 

合コンも行くし、婚活アプリも入れていたり、それなりにお付き合いをされている方もいます。

 

ですが、やっぱり相手が結婚願望がなかったり遊びとかでめんどくさい、時間がもったいないという方が結婚相談所に来られる場合が多いので、そういう意味では「0をプラスにする方」が多いかなと思います。

 

もちろんサポートをがっつりやり、成婚を実現する「マイナスから0にもっていく」ということもします。

 

結婚願望のある、結婚したい人と出会える場を提供する、無駄なく効率的に進めていくがうちの徹底しているところです。

 

ただ、条件での審査は特にやってないんですけどこういったコンセプトなので、当然経済的に余裕のある方が多く来ることになります。立地も恵比寿ですしね。

 

 

Q.10年前の初めの時からターゲットは決まっていたんですか?

 

峰尾さん:結局のところターゲットは市場に出してみないとわかりません。コンセプトはもちろんマイナーチェンジしてきましたが、今はぶれないところができたので一点集中でやっています。

 

 

Q.カウンセラーはどんな方が多いですか?

 

峰尾さん:うちのスタッフはバラエティ豊かで色んな経験しているのが特徴です。

 

最初のカウンセリングからお客様のバックグラウンドを丁寧に伺うのでお客様とどのスタッフが合うか考えてスタッフをお客様に合わせています。もちろん男性に強いスタッフ、女性に強いスタッフ等チームで協力し合ってサポートに全力を尽くしています。

 

情報過多な時代だからこその結婚相談所

 

Q.今僕35才なんですけど周りは結婚してない女性の方が割合的に多いです。峰尾代表は男の人よりも女性が多く残っていると思いますか?

 

峰尾さん:結婚は女性ももちろんされてます。男女比率も結局のところ日本の中では1:1ですし。

 

ただ、相談所は平均的に女性の方が多いですが、

婚活アプリだったら逆転して女性の方が少ないんです。これは簡単に言うと「男性に結婚願望がない」ということになるのではないでしょうか。

出会いに関しては男性が積極的で、結婚に関しては女性が積極的ということです。

 

女性って小さい頃から結婚の夢ずっとあるじゃないですか。

対照的で、男性はない時全くないんですよ、ある時ボワーっと結婚願望が出てくる。

 

人生の流れで見ると男性はセミみたいなもので結婚願望ある時期はすごく短くて。昔からそうなのかなと思っています。

 

Q.それは時代の移り変わりと変化とかあるんですか?

 

峰尾さん:経済的な部分が出てくるので女性の経済進出で二極化しています。

年収が少なくて結婚できない男性と、年収が高すぎて結婚できない女性が出てきて、そこは仕方ないと思います。

 

若干バランスは崩れるけど、それで結婚願望がなくなるわけではない。

世界的に見て非嫡出子(法律上の婚姻関係のない男女の間に生まれた子)が少なくて、これが「結婚しなくても子供作っていいですよ」ってなると話が違くなりますが、日本でいうと子供作る=結婚なことが多いので、「家庭の幸せに重きをおく」というデータもあります。時代はあまり関係ないのかなと思っています。

 

 

Q.実際に結婚相談所を運営されていて2000年代前半と今と、会員様を見ていて変わったことありますか?

 

峰尾さん:ビジネスとして市場が伸びて幅が広がったのと、20代の割合が倍にはなりましたね。

理由はいろいろ考えられます。

ゆとり、さとり世代と呼ばれる世代が結婚適齢期になり、さらにインターネットで情報を得られる時代になりました。

 

インターネットってネガティブな情報が多い傾向にありますよね。

特に恋愛は傷ついたり失敗したりとネガティブな情報が多いです。

恋愛する前に傷ついた、騙された系の話を真に受け、「恋愛は怖い、めんどくさい」というネガティブな情報になってしまいます。

そういった方は結婚願望があるけど、いかに傷つかず騙されないとなるとはじめから「結婚相談所」という選択肢を選ぶ具合になります。

 

Q.なるほど。やっぱり婚活アプリを使う男性は、出会いたいといよりは、遊びたいという考えを持った男性の方が多いのでしょうか。そういう点では婚活アプリが台頭することでライバルになるということはあるのでしょうか。

 

峰尾さん:特にないですね。

 

婚活アプリでほとんど結婚できないで終わってるので婚活アプリが広がれば広がるほど有利ですね、代わりに営業してくれてるのでこちらからすると競合にならないのです。土俵が全く違い、結婚相談所は敷居が高いという方は一回婚活アプリでやってから、ようやく相談所に来るという人もいるので、結局は持ちつ持たれつの関係ですね。

 

 

結婚相談所の利用は最初か最後?

 

Q.実際、結婚相談所に入られてた人に聞いたんですけど、結婚相談所というと「最後の砦」みたいなイメージがあると聞いたんですがいかかがでしょうか。

 

峰尾さん:最初に結婚相談所にくるか、最後に来るかが多いです。

 

結婚願望を持ち、余計なトラブル、傷つきやすい要素を消したいから結婚相談所を選ぶ人たちもいれば、

 

結婚意識を持ち続けているのにアプリ等で失敗し続けてそれこそ「最後の砦」として足を運んでくださる方もいます。

 

「とにかく傷つくのが嫌だ」という方へのサポートは、「恋愛は傷つくのが当たり前」と思う人へのサポートよりも大変になります。

事前に傷つきそうだなと思ったらこちらがセーブしてあげるのです。

 

出会いました、お見合いしました、交際発展しました、などの婚活の進捗は当然まめに連絡取るんですけど、ダメになりそうな気配が見えたら傷つく前にストップしてあげたりし、そこでいかに傷つかせないかが大事なカウンセラーの仕事になっています。

 

アドバイスは「いつするのか」がカギ

 

Q.具体的に会員様を傷つけない為に大事にしていることはありますか?

 

峰尾さん:女性と男性が交際していると、どれくらいの頻度であってるかが重要です。

普通は週間に1回が好ましいペースなんですけど2週間に1回はちょっとよろしくない。

なんで会えてないのかというと、男性の方が調整できてないと思うので、お相手の結婚相談所に探りを入れると他の女性と仮交際していたりとか情報が出てくるんです。

 

探りを入れていく中で向こうの女性に熱心なんだろうな、と思ったらやんわりと他の男性へシフトさせていくなどを対応しております。ここらへんは情報戦でもありますよね。

 

しいと思ったら引かせて違う男性と会わせる感じです。

 

1年間で結婚できる結婚相談所と半年で結婚できる結婚相談所で、最終的に同じ人と結婚できるとしたら半年を選びますよね。

時間のロスを考えれば、1年あれば回分結婚できるんですよ。

 

そう考えると時間を短縮するのが大事で、ただお見合いをひたすらやるのは結婚相談所と私は呼べないなと思っています。

 

結局自分で探す時間を買ってるわけなので。なので、当社が目標とするのはお1人目で成婚になります。

 

最終的に結婚できるなら最初の人と結婚できた方がいいので、お客様のご要望を丁寧にヒアリングで聞きます。

 

 

粒ぞろいのカウンセラーたち

 

Q.なるほどですね。確かに教育も同じだと思うのですが、こういうカウンセラーさんの質を高めるような工夫はどのようにしてきたのですか?

 

峰尾さん:もともと全員が素質のあるスタッフになります。

 

この仕事って殆どが天性のものだと思うんです、センスよりは天性のものかなと。

 

人のお世話が好き、人の話を聞くのが好きとか、恋愛に対して好きっていうその三要素が重要かなと思っています。

 

人の恋愛話をひたすら聴き続けるって才能だと思うんです。

時間くらい聞かなきゃいけないこともあります。これは1つのポイントでもありますよね。

 

もともと才能がある・素質があるスタッフにプラス、経験と研修は常日頃やっています。心理学や、医学などいろんな業界の先生を呼んだりして研修を行っています。

 

Q.なるほどですね。踏み入った話ですがそういう方の採用は、天性とか才能とかはどう見極めているのでしょうか。

 

峰尾さん:採用に関しては私がしているのですがやっぱりバランスが大事です。

カウンセリングの方もチームでやるので個人プレーではないんですね。

スタッフ同士の相性が合うか、それぞれの個性を明かしつつも協調性を持たせないといけないのです。

 

尖りすぎてないとか、草食肉食のバランスとか本当に全体のバランスなんですよ。常にチームのバランスを考えて採用し、スタッフも日々努力しています。

 

 

Q.ありがとうございます。他のホームページのインタビューを拝見して「お客様の会員様の中でも素直じゃない方は難しい」みたいなインタビューを拝見したのですが、お客様に入会をお断りすることなどはあるのでしょうか。

 

峰尾さん:お断りするレベルではないんですが、本当に難しい場合はやんわりお断りすることもあります。

 

どこの結婚相談所もそうだと思いますが、素直な人が早く結婚されてます。

 

 

Q.ちょっときびしいなっていう方で、長くいらっしゃる方もいるんですか?

 

峰尾さん:本人が難しくしているのであって、もともと難しい人って実はいないんですよ。

 

ただ最初の回はアドバイスして、どうしても聞いてくれないなっていう人は多くの人を紹介するしかなくなってしまいます。

 

こちらが強制的に退会させるわけいかないですし、結果的に何年もいるという感じになってしまうわけです。

 

アドバイスはしっかりするんですけど、自分で自分の首を絞めてる人は残念ながら少数います。

 

Q.基本的にお見合いはカウンセラーさんからの紹介になるんですか?

 

峰尾さん:そうですね。しっかりとカウンセラーがヒアリングしたデータをもとに自信をもって紹介させて頂きます。

 

成婚率とスピードにこだわり続けます

 

Q.最後に、僕も時間の方が大事だと思うんですけど、いつ時間の方が大事だと気づいたんですか?

 

峰尾さん:実は、最近なんですよ。昔はこれがビジネスになるなと思ってたんですけど、自分自身では考えたこともなかったんですよ。

あまり自分の時間が大事だっていう感覚がなくて。

寝るのも好きで「ショートスリーパーですか」って割と聞かれるんですけど時間以上寝ますし、スケジュールタイプではないです。

ただし、無駄だなっていう時間はないです。

出かけるにも一番いい場所に行きます。

何か食べにいく時、1000円、5000円、1万円で選べたとしたら、1万円を選ぶようにしています。そこで5000円のお店いってしまい、やっぱり1万円のお店の方が良かったと後悔することがないようにはしています。

選択してその時間を濃密にすることを重視している感じですかね。

 

お金で時間を買うというよりはお金で有意義な時間を買うというのに近い感覚ですね。 

 

 

 

ーー峰尾さん、貴重なお時間をありがとうございました!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA