【実態が分かる】婚活本「婚活」時代に学ぶ|結婚できない停滞期を乗り越える

「婚活」という言葉が聞かれるようになってずいぶん経つように感じますが、言葉の由来は2007年のAERAが初出だそうです。婚活がこれほどまでに世間で言われるようになったのはなぜなのでしょう。結婚したい人が増えたから?それとも、結婚できない人が増えたから? 

 

『「婚活」時代』は、家族社会学者の山田昌弘さんと、少子化ジャーナリストの白河桃子さんが共著した、婚活について分析した社会学の本です。結婚と恋愛の実態や現状分析などのほかに、具体的な婚活の方法と、各種婚活サービスの賢い活用法まで載っており、婚活実践書としても使える内容になっています。

ガチガチの婚活本だったヨ!

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積極的な行動が必要

現代はかつての日本にあったような結婚への縛りがなくなり、自由度が増しました。けれど、選択肢が増えるほど、逆に思い描いた選択ができなくなり、非婚化・晩婚化が進んでいるそうです。

 

社会経済状況が変化し、何もしないでも自然と出会い、結婚に至る、と言うのはほとんど無理と言っていいほど難しくなっているのに、人々の結婚への意識はそれほど変わっていない。それが結婚できない人が増えている一因だそうです。

 

社会がどのように変化しているのか、常に新しい見識を取り入れてアップデートしていき、積極的に行動することが求められているようです。

 

 

「ふつうのお嫁さん」は難しい

意外と、「ふつうのお嫁さんになりたいタイプ」の人が、結婚できない現状があるそうです。というのも、ふつうのお嫁さん、とは、いわゆる昔ながらの従来型の結婚を指しますが、それは男性に経済的に依存することになります。

 

しかし、経済的に余裕のある男性、年収600万以上で25~34歳の未婚男性は3.5%しかいないそうです。その中からさらに「ときめき」を共有できる相手となると、出会うのはかなり難しくなってしまいます。

 

なぜ年収にこだわるのか。それはやはり、現代の男性の家事意識にあります。どうせ家事の負担は女性が多いのだから、その分稼いでほしいと考える。これは確かにそうかも…と思いました。

 

ということは、「年収」にこだわった婚活がうまくいかなかった場合、今度は「家事力」にこだわった婚活をしてみると良いのかもしれません。ただ、「俺、家事できるよ」という男性ほど、結婚後家事をしなくなる、という話もよく聞くので、その見極めは慎重に行わないといけないかもしれませんね。

 

 

結婚できない女性とは

さらに作中で、結婚できない男女の特徴が大きく3つに分けて解説されていました。女性の場合はまず、「周りにいい男がいない」。男はいるけれど「いい男がいない」と感じているのだそうです。

 

”いい男”というのは、「条件と恋愛が両立する男性」。この“条件”がキーポイントです。結婚相談所の専門家によれば、「条件を3つ以内に絞れない人は結婚できない」んだとか。はっきりとわかりやすい線を引き、あとは妥協できる人のほうが相手を見つけやすいかもしれません。

 

二つ目は、「いいと思った人にはもう相手がいる」。これは、長期不倫に陥ってしまう可能性もあり、かなり危険。三つ目は、「恋人はいるけれど、結婚に踏み切れない」だそうです。

 

年収やライフスタイルの違いなど、それぞれのカップルの事情があると思いますが、多くの場合、男性が結婚に踏み切れないのだとか。「結婚の決断に関しては、男性を待っていてもだめ」とあります。結婚したいと思ったら、女性側からアクションを起こすことが大切です。

 

 

結婚できない男性とは

男性の場合の一つ目は、「ムリ目の女性にばかり声をかけ、断られてしまう」。女性経験の少ない男性ほど、女性に対する要求水準が高いそうです。自分のすべてを受け入れてくれて、美人で、でも自分より高スペックではない女性…と、ほとんど無茶な要求です。そういう人は、まずは生身の女性と多く接することが大事だそうです。

 

二つ目は、「声がかけられない」。「性欲よりもプライドが大事なガラスの王子様」と書かれていますが、傷つくのが怖く、そもそも恋愛を放棄しているような男性が増えているのだとか。解決方法は簡単で、まずは声をかけること。少しでも押しが強い男性は、それだけチャンスが増すということです。

 

三つ目は女性と同じで「恋人はいるけれど、結婚には踏み切れない」。先ほども「男性が結婚に踏み切れない」と書きましたが、では、どんな男性が結婚に踏み切れないかというと、「流されない男性」女性の描いた生涯設計に乗る勇気のない男性だそうです。

 

こういう場合は、「流される勇気」を持ってもらうか、あるいは子どもができるなど「流されるしかない」状況を作ったりすることが必要なのかもしれません。

 

 

婚活サービスの実態

この本の特に参考になりそうな部分は、第六章の『「結婚」と「婚活」の実態』と、第八章の『成功する婚活』です。

 

いざ婚活をしよう!と思っても、どういったサービスがあり、どれが自分に合っているのか、探すだけで疲れてしまいそうですよね。そんなときに、こういった実態の調査を先に読み、アドバイスを読んでおくと、取り組みやすくなるのではないでしょうか。

 

婚活サービスは、

  • インターネット型
  • お見合い仲人型
  • データマッチング型

の3つに分けられます。この3つのうち、「どのサービスにするか、賢い選び方」として、ポイントがいくつか紹介されていました。

 

まずは、「料金体系やシステムの透明性、解約時の条件」をよく確認すること。つぎに、「カウンセラーがちゃんといて、相談にのってくれるか」という点。この伴走者ともいえる存在が、婚活を行う上でかなり重要なのです。

 

ネット型の婚活の場合は、「本人証明」があるのが望ましいそうです。あとはサイトの雰囲気。やたら無料をうたっているところは、サクラが多いそうです。 

 

 

成功する婚活とは

100人が100人成功する婚活の方法、というのはなかなかないと思いますが、それでも婚活を始める前に、成功の秘訣は知っておきたいところ。第八章では、「成功する婚活」について書かれています。

 

まず、「出会いの絶対量を増やす」。山田さんは、「女性の好きな趣味を好きになれば、出会いは増えます」と述べています。例として甘いものが挙げられています。「甘いものを食べに行きたいんだけど、一緒に来てくれない?」と誘うそうです。自然だし、相手も「それくらいなら」と気軽にデートしてくれるそうです。料理教室やショッピング、映画鑑賞などもいいかもしれませんね。

 

女性では、「ターゲット設定を見直す」ことが大事だそうです。30代の婚活成功例はほとんどが「逆転婚」。男性の方が年齢や年収が低い、というケースが目立ったそうです。2年たっても成果が得られない場合、そのターゲット設定は見直した方がいいかもしれません。また、高スペックの男性を狙うなら、「自分もしっかり仕事を持っている」ことが必須だそう。

 

男性の場合、「生きる力をつける」。料理ができる、掃除・選択ができる、と言った生活力を女性は見ているそうです。

 

そして、いいなと思った相手と付き合うためには、「囲い込み」が大事だそうです。共通の趣味のサークルを立ち上げて幹事に任命してしまうなど、とにかく定期的に会う口実を作り、囲い込んでいくのだそうです。そして、囲い込めたら、はっきり「結婚を前提にお付き合いをしてください」と申し込むのがポイントです。

 

 

「婚活」をする時代

何もしなくても自然に結婚できるわけではなく、積極的に結婚のために行動するのが当たり前の時代になってきてるのだなと思いました。でも、その“行動”も、そんなに難しいことではありません。これから婚活に取り組もうとしている人が読んだら、肩の力が少し抜けるのではないでしょうか。

 

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