婚活マスターレベッカ
笑えるアラフォー婚活体験談
第16弾
アラフォー女子・レベッカさんの婚活体験談 第16弾!
婚活歴10年以上!!婚活マスター・レベッカさんの抱腹絶倒の体験談、今回は県庁主催の婚活パーティーに潜入!
国家公務員、地方公務員、都銀、投信など、Theお堅め!が揃った婚活パーティーで、昭和チックなドン引きゲームを繰り広げることになる・・・。
県庁主催のパーティーのリアルな体験談です。参考にしてみては?
1. 行政のお見合いパーティ

今から2年くらい前の話。
前回登場した夢子たちとお見合いパーティ行こうぜ~となった。
独身女子と言ってもアラサー、アラフォー。“女子”ちゃうわな。
その独身女性たちとミドル世代のお見合いパーティを早速検索!
お見合いパーティの種類の多いこと、多いこと!
どれにしたらええんや!?
結婚相談所主宰のパーティ、CMでお馴染みのエクシオ、シャンクレール、フィオーレ、PARTY☆PARTY、ホワイトキー、夢企画、恋工房などなど。
20代、30代はパーティにも何度か参加したので、もちろんネタは豊富(笑)。
闇バスツアーなんてのもあったな~(笑)。
目的地は着いてからのお楽しみ的な!こえ~~!
しかも強制的に席が決まっており、席替えは2回だけ。
ま、これもまた後日ご紹介するとして・・・。
お見合いパーティは40代になってからは行ったことがなかったので、わりと楽しみ。ぐふふ。
で、エクシオ、IBJ主催の高額パーティ、新聞に掲載されていた県庁主催!?のお堅めのパーティに参加してみることにした
とりあえずは安全牌ともの珍しさを選択(笑)。
エクシオは何種類か行ったので、また後日紹介するとして、IBJの高額なパーティは語るほどのネタもなく心の底から無駄な時間だったからスルーする。
今回は、県庁主催のお堅めのパーティに参加したネタを・・・
男性の参加資格年齢30~49歳。
女性の参加資格年齢25~44歳。
この設定根拠は、理想とされる男女年齢の差は5歳という都市伝説的なものを採用しているとみた。
にしても、幅広いですな(笑)。
間口広過ぎまへんか!?
そして大体こういう設定の場合、男性は上限の±3歳の参加が大半であるというセオリーがある。
もちろん、絶対ではないが統計的にこういうケースが多いねん!!
なんで参加資格のない年齢をOKするねん!って思うけど、なかなか男性参加者が集まらないと言う事情もあるようだ。
だったら、男性の年齢制限なくせば?と思うでしょう。
でもそうするとシニアが来るねんて(笑)。
それはアカンわな、ある程度絞ることでそれらを防げるとの事。
ご苦労様です・・・(笑)。
そして参加したところ、案の定、女性は25歳~46歳がまんべんなくいる。
男性は参加人数30名のうち26名が48~53歳に集中!
参加資格年齢30~49歳やで。ね?
私たち40代にしたら良いけども、20代30代はそれでいいのか!?
おとんやろ、おとん!(←“お父さん”という意味)
そして若手女子とアラフォーたちが同列にならばされるという苦痛に、とにかく2時間耐え続けるという苦行をスタート。
2. 参加構成

そこで驚いたのは、サクラか!?と思うほどのまともな好青年たちがいるではないか!
なぜ!?お見合いパーティといえば、こう言っちゃなんだが、わりと残念系が勢揃いのイメージなんだが・・・・。
女性はだいたいみんな可愛かったり、キレイなんやけどもね。
で、この県庁主催のパーティ、なかなか遣りよる。
職業は、県庁職員が約1/3、あとは国家公務員、地方公務員、都銀、投信、信金という“Theお堅め”!
あ、1人住職がいたな。
あらあら、私の知ってるお見合いパーティとは違いますやん。
いくら公務員や~、医師や~、上場企業や~、士業や~言うたって、その通り集まることなんて皆無!
昔、医師のパーティにサクラで参加したら(バイト代は2h3000円)、ほぼほぼサクラの勤務医と医学生、ホンマにお相手探しで参加していたのは、シニア世代とかやったもん。
男性参加費0円に対し、女性2万円。
エグゼクティブなパーティなんてそんなもんやろうな~って思っていたから、絶対選ぶことはなかったわ。
で、このパーティ。これだけきっちり揃うとはいえ、30名のうち26名が48~53歳やで。
こういった職業は結婚が早いイメージなので、独身で残っているのはめずらしいな~と思っていたら、全員バツ1や2だった。
そりゃそうだ。
でも別に悪いことでも何でもないし、むしろ昨今のモテ要素だったりもする。
残りの4名は、未婚で20代と30代2名ずつ。
この30代男2名が人気を独占していたけどね。しかもアラフォーから(笑)。
お・き・の・ど・く!
3. パーティーの流れ&ドン引きゲーム

受付で渡されるのは、胸につける番号カード。
本日はこれで識別しますということ。まあよくあるパターン。
プロフィールカード1枚。
これに諸々を記入し、トークを弾ませてね!という趣旨。
これもよくある。比較的定番。
コンタクトカード(お気に入りの1位~5位までを記入するカード)1枚。
メッセージカード5枚綴り。
結婚式場や新婚旅行のチラシ。
気が早いな!
最初はTBSの某番組のように、回転寿司的に回る。
持ち時間5分で、順番に男性が席をずれる。
ながっ!!!
5分ながい!!!
沈黙が流れたりもする。気まず・・・。
でもこれで、相手に興味を持っているか、または持たれているか、わりと判かる。
ひと周りしたら、フリータイム。
間にしょうもないゲーム・・・いや、趣向を凝らしたゲームがあり、またフリータイム。
その後、さらにまたわけのわからんゲームを挟んで、最終のフリータイム。
ゲーム2回とか浮かれすぎやろ。
で、この1回目のゲームとやらがキモすぎる!
伝言ゲームで距離を縮めようということだったんだけど、良いとも思ってない又はイヤだなと思っている人と耳打ちをする/される、のドン引き企画!!
女性の方が多かったので、私は女性連続のポジを死守。←勝手に動いたルール違反者(笑)。
見ているだけでもゾッ・・・。
見知らぬおっさんに耳打ちされる気持ち悪さよ!
自分からもしなければならない地獄。
加齢臭も吐きそうやろうし、何より変な菌飛ばされたりしたら、飛沫感染で病気になるやん!!
女性同士でも抵抗あるわ。
私の相手も思っていたりして。「加齢臭がー」「吐息がキモいー」とか。ショック!(笑)
もうあれ絶対クレーム多かったはず。
30代男子の1位、2位の前後の女性はめっちゃ楽しそうやったけど。
今はやってないやろね、きっと。
そのキモいゲームを挟んでフリータイム。
そのフリータイムの間に、受付で渡されたコンタクトカード(ベスト5を選び順位をつける)に自分の番号とお好みの相手の番号を書き、スタッフに渡す。
5人・・・多いな。おらんわ。
数撃ちゃ当たる感が半端ない。
「今のところ誰もいない」と言うと、何が何でもどれでもええから番号書いて!と説得される。
圧がすごい。
難航していると説得要員が増える。
めっちゃ悩みながらとりあえず書いてみる。
4. ドン引きゲーム再び・・・!

フリータイムが終了し、次のゲームへ。
なんとそのゲーム、男女ペアになり風船を割るという昭和な大胆企画!!
しかもその風船は、体のどの部分を使っても良いという。
お尻同士でもいい、ほっぺた同士でもいい、胸同士でもいいと。
おそろし・・・。
誰が考えたんや!?バブル世代のセクハラおやじか!?
見知らぬ男女やぞ!?
しかも好意を持っている同士でもない。
なんちゅう企画や。
参加者みんな絶句。
でもスタッフは拍手。
しかも「フゥー!」とかって盛り上げる。
大丈夫か!?お前ら・・・。
先ほど回収されたコンタクトカードにより両思いか、片思いでもベスト5以内に入っていればペアになるようで、スタッフが集計の結果で出たペアを決め、司会の誘導のもと席を移動。
競争率が高く、絶対カップルになれなさそうな20代と30代を書き、あと1人は厳選して厳選してとにかく無害そうな人を選んだんやけども、なんと隣には20代が!!
うそやろ!?
お前大丈夫か!?
それともミスか!?
相手「あ、ありがとうございます、よろしくお願いします。」
私「こちらこそありがとうございます、よろしくお願いします。・・・っていうか、間違いではないの?」
相手「あ、書きました。」
ま、5人は多いしね。
絞り出すために目についた番号を適当に書いたのだろう。
そして、きっと1~4位は他の男性に取られちゃったのね。
頑張れ!青年!
と心中で勝手に妄想している間に、彼はせっせと風船を膨らます。
このゲームのゴールは、制限時間内に風船を割れるか割れないか。
割れたペアには、うまい棒がもらえる。
うまい棒て・・・。
ま、自分がベスト5に記入した人同士だったからいいよ。例え本意でなくとも諦めが付く。
しかしそうでないペアは地獄そのものやろ。
主催する側としては、できれば“そうでない側”を思いやるべきでは!?
そうこうしている間に1回戦スタート。
え!?何回戦する気!?
どこの部位で割るか、相談する時間も与えられず、おもむろに始まったゲーム。
なんかとりあえず正面同士で割る。
やるからには1番を狙うぜ!と全力で風船を割る。
パーン!と同時にドーン!
胸部殴打。わりと痛い。
力入れ過ぎたか!?
しかしそりゃカラダがぶつかりますわな。
一瞬ハグになりますわな。
それでときめけってか!?
ドッキーン!キューン!って!?
なるかっ!!
ほんま昭和の少女漫画やな、おい。
セクハラやで。
しかし周りを見るとなんだか楽しそう。
そしてなんだかときめいてそう。
うそーん。
全力のお陰で一番に割ったので、うまい棒コーンポタージュ味を2つずつもらえた。
よっしゃ!好きな味!わーい♪
さあー2回戦も頑張るで~~!次はどこで割ろうか!?
司会「チェーンジ!」
え!?
トークをすることもなく、風船割ったというひと仕事を終え、お疲れさん的な感じでサイナラ。
そしてまた司会の誘導でペアを。
今度は、30代男性。
またも驚き。
ベスト5入り!?と自分を指しながら聞いてみた。
彼「はい、書きました。」
私「恐縮です。苦渋の選択だったことでしょう・・・。」
彼「???」
きょとんとしてくれるなんて優しい奴め。
君なら選び放題や!がんばれ青年!
そして、今度も正面同士で割りにかかった。
惜しくも2番手!
くっそー!(←きゃっきゃっと遊ばない本気モード)
私は全力で頑張ったのに、遠慮がちだった彼に若干イラッとしつつ(←パーティの目的を忘れている)、お礼を言って着席。
どうやらゲームは2回戦までだったようで、ホッとひと安心。
そしてそのままフリータイムへ。
とりあえず2回戦目のペアで話していたら、徐々に周りがトークのお相手を替え出した。
うーん、ゲーム効果だろうか。
結構、みんな打ち解けているし、積極的に動いたりしているな~。と観察していると、今回の参加者の番号が並んでいるカードを渡してきた。
「〇で囲っている番号の方が、あなたをベスト5に選んだ方々です!」と書いてある。
ま、これも定番やな。
そして、「メッセージカードにメッセージを書いてお渡しくださいね!」とも書かれている。
なるほど、自分に気がある人の中で、自分も気に入っていればメッセージカードを渡して進展させろってことね。
さらに言えば、自分に気がある人の中から最善を選ぶことで、お付き合いに発展しやすく、結婚に至る早道になるだろうってことね。
御意。
しかし驚いたことに、少数派の若手が全員〇をつけてくれていて、中年・・・いや、40代50代がゼロ(笑)。
ひどないか!?
でもそうやろうね、今の40代後半や50代って「若者と何を話したらいいか~」「相手にされないよ~」とか言いながら、若い女子好きやもんね。
しかもあんなゲームで、距離もグッと近くなったら調子に乗っちゃうノリノリの気持ちはわかるよ!
っていうか、単に私がまったく好かれなかったというだけの話なんだけどね。
そして、過去にお見合いした人の言葉を借りるとすれば、“子供が欲しいと思えば当然若い女性がいいでしょ”ってやつね。
ハイハイ。
5. カップルになる、ならない、の扱いの違い。

いよいよパーティもクライマックス!
どうやらカードに花丸がついている番号があれば、その番号の方とカップルになったということらしい。
司会「花丸のある方はこの場に残ってください。残念ながら花丸の無い方は女性からご退場頂きます!本日はありがとうございました!」
えー!
大人やねんから、一斉解散して花丸ついている奴は自分らでなんとかさせろよー。
ワラワラと出ていく女性たち。
一緒に参加したアラフォーA&Bが去っていく。
めっちゃ早い。
秒速30Mくらいの早さで去っていく。
アラサーCは残っていた。
アイコンタクトでなんとなく苦笑い。
司会「続いて花丸のついていない男性ですが、もう少しお待ちくださいね!
では、お待ちいただいている間に花丸のついている方は、お相手の方をもうお分かりですね?どうぞお近くへ!」
周りのスタッフ「おめでとうございます!」「フゥーーー!!」拍手喝采。
な、なんというお祭り騒ぎ!浮かれてんな~(笑)。
っていうか、花丸のついていない男性諸君のみじめさよ・・・。
あの冷め具合をみろよ、察してやれよ。
ありがたいことに、めでたくカップルになってしまったのだが、2回戦でペアを組んだ30代。
35歳って言ってたかな?(もう忘れている。)
向こうから来てくれた。
彼「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
私「いやいや、こちらこそ。なんかすいません。」
花丸のついていない男性たちが退場してから、順番に退場してくださいとのことから、しばし待機。
この後、食事でも行きますか?となり、アラサーCのカップルと一緒に行くことに。
そしていざ退場となったら、急にハッピーウェディングの曲が流れ、スタッフ全員から拍手とお祝いの言葉で見送られるという恥ずかしい演出。
しかも、お幸せにー!とか。
早い、早い。
カップルになったのは3組だけという、渋い結果。
にもかかわらず、スタッフたちの喜びようというか、はしゃぎようと達成感に満ちた笑顔。
素晴らしいね(笑)。
全力で、心を込めて仕事する姿に感動やで。
オフィスビルの一角で開催されていたパーティやったけど、オフィスビル出たら、アラフォーA&Bが待っていた。
え?そこは気を利かせてというか、あっさり帰るとこちゃうん!?
なのに合流しやがった!(笑)
さすがやわ・・・。怖い、怖い。
そして当然あの昭和ゲーム2つの話題、そしてメンツの話題。
アラサーCは別行動するとサッサと消え、私たちはアラフォーA&Bの・・・いや、35歳男子がアラフォー3人のお守りをするということに。
しかし彼は好青年。「楽しい!」と笑顔で言ってくれる。
御礼のメールも丁寧。
結婚相手ではないけど、恋愛対象ではあるな~なんて偉そうに、下層女がいい女ぶって彼に正直に話してみたら、「いいんじゃないですか?付き合いましょうよ。」と言うので、お言葉に甘えてお付き合いを。
今まで婚活してきて、お見合いパーティでカップルになることはあっても、だいたい何度かデートしてみて、やっぱ興味ないやとか、なんとなくフェイドアウトが大半。
ホンマに付き合うまで発展するとは思わず、けっこう新鮮やったなー。
侮りがたし、県庁主催!
侮りがたし、昭和のゲーム!
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