統計「結婚できない理由」答えは全てデータが教えてくれた|婚活本

さまざまな婚活本を読んでも、「とはいえ、それはこの人の主観でしょ?」と、妙に冷めた気分になってしまう人、いませんか?本当はとても有益なアドバイスなのに、何か根拠になるものがないと、なかなか素直に受け取れない人もいるのではないでしょうか。

 

「結婚できない理由は、統計で答えがでている」は、結婚アドバイザーである山田由美子さんが記した、男性向けの婚活についての本です。統計を取り入れ、データをもとに婚活における傾向と対策をまとめているのが特徴。根拠となる数字がところどころで示されているので、理解しやすくなっています。ただ、発行されたのが2013年なので、データは少し古くなっている点には要注意です。

 

男性に有利な結婚市場

今、婚活市場は男性に有利だそうです。というのも、結婚相談所に登録している男女の比率は、4:6で女性が多いのだとか。また、年齢面でも、出産のリミットを気にしないでいい分、男性の方が得。

 

ただ、20代と40代では婚活のやり方が全く変わってくるので、できるだけ早いうちに婚活を始めた方がいい、と山田さんはアドバイスしています。私の印象ですが、どちらかというと、結婚相談所やお見合いパーティなどでは男性の方が選べる立場にあり、ネット婚活では女性の方が有利になっている気がします。

 

ネット婚活の方が気楽に始められる良さがありますが、本気で結婚したいと思ったら、結婚相談所を利用した方が、結果としては早く結婚できるかもしれませんね。

 

年収の目安

どの年代、年収の男性でも未婚率は上がっているそうですが、それでもやはり年収は大事なポイントです。結婚に近づく年齢と年収のバランスの目安として、「男性の年齢×10万円=年収」と書かれていました。

 

30歳なら300万、となります。この数式を下回る場合は、「預金額」「不動産」「家事や育児に協力的な姿勢」で補おう、と書かれています。様々な婚活体験記で、「年収にこだわっていたが、最終的にはどうでもよくなった」と語る女性は結構多くいるので、この三点は侮れないポイントだと思います。

 

若い女性と結婚したい、と思う男性は多いと思いますが、相手の女性を選ぶ年収の目安も載っていました。

 

「年収が高いほど若い女性と結婚できる可能性が高まる」ということで、そんな現金な、と思いますが、現在の社会状況(男女の賃金格差や結婚後の生活の安泰など)を考えると、これが現実なのかも。あまり若さにこだわりすぎず、他の条件に目を向けてみた方がよさそうです。

 

結婚できない男性とは

どんな男性が結婚できないのかについて、本書では7タイプに分けて紹介されていました。

 

  • 結婚願望があまりない=モグラくん
  • 独善的すぎて一方通行な人=突っ走りくん
  • 家族と距離が近すぎる人=円満ファミリーくん
  • モテるだけで満足している人=エリート難民くん
  • 自分では動こうとしない人=おまかせくん
  • 女性に慣れてないのに素直になれない人=原石くんもどき
  • 腹をくくれてない人=ジレンマくん

 

自分はどのタイプなのか、という自己分析に役立ちそうです。また、それぞれのタイプについて、どうすれば結婚できるかのアドバイスも一緒に載っています。

 

「まずは婚活をはじめる」「積極的にコミュニケーションをとる」といった、ごく当たり前のようにも感じるかもしれませんが、結婚というのは、そういった当たり前のことをきちんと意識して行うことから始まっていくのかもしれません。

 

お見合いプロフィール問題

いよいよ結婚相談所に登録してみよう、となった時に、最初に立ちはだかる壁が「プロフィール」問題だと思います。山田さんは、選んでもらえる確率が低い「プロフィールの負のパターン」として、7点を紹介されていました。

  1. 年収が少ない
  2. 容姿
  3. 学歴
  4. 親と同居している
  5. 田舎に住んでいる
  6. 身長が低い
  7. 預金額が少ない

この負のパターンに当てはまってしまったからダメ、というわけではありません。この負のパターンに当てはまっても、結婚できる人はたくさんいるそうです。大事なのは、マイナスをプラスに変えること。嘘をついたり隠したりしなくても、「マイナス・プラス話法」で印象をよくできるそうです。

 

実際にお見合いした時に、あえて自分のマイナスポイントだと思うところを挙げ、でも、こんな風にプラスにしようと考えている、と話せると、相手から選んでもらえる確率がぐんと上がりそうです。

 

お見合い写真のコツ

プロフィールの中で、工夫で何とかなるのがプロフィール写真です。人間、顔より中身…と思いたいですが、お見合いではやはり最初は顔から入るもの。また、写真の印象が良ければ、プロフィール自体が多少条件から外れてみても、会ってみようと思ってもらえます。

 

第3章では、少しでも良く見せる、この人なら会ってもいいと思われる写真の取り方のコツが書かれています。やはり大事なのは、「清潔感」かなと感じました。スーツはクリーニングに出したものを着る、髪の毛と髭を整える、笑顔でさわやかに。

 

それだけでも、清潔感を出すことができそうです。私服の場合は、「ショップの店員さんにコーディネートしてもらう」のもアリ。ファッションに疎い人は、ついでにデート服も見繕ってもらうのもおすすめです。

 

お見合いを断る理由とは?

5章は『女性が「断った理由」から学ぶ』と題し、「初対面編」「交際編」「男性側から断った理由」に分けて、お見合いを断った理由と、そこから学ぶ成功への対策が書かれています。人の振り見て我が振り直せ、と言いますが、他人の失敗からは多くのことを学ぶことができます。 

 

「初対面編」では13位まで理由が挙げられていますが、やはり「第一印象をよくする」ことが大切なのかな、と思いました。清潔な衣服を着て、明るく爽やかな態度を心がけ、しっかり会話をしようとする。

 

また、「店員さんへの不遜な態度」も理由にあったので、そこも注意すると良いと思います。「交際編」では10位まで理由が挙げられています。初対面編より、より結婚を意識した関係だからこその理由が多くなっていました。

 

「男性側編」では4位まで紹介され、女性より少なく、シンプルなのが特徴でした。女性の方が、対策を取りやすいかもしれません。

 

お見合いはここを見る

いざお見合いをしてみても、緊張して何も覚えてない…となるともったいないですよね。第六章では、お見合いで「ここを見る」というポイントが紹介されています。

 

まず、プロフィールの段階で、「お見合いが成功しそうな女性」とは。

 

長く仲人を務めてきた山田さんだからこそ分かるおすすめの組み合わせは、

「女性慣れしてない男性×しっかりした女性」

「義理の親に抵抗のない男性×一人娘」

「年収が少なめの男性×働くアラフォー女性」

だそうです。

 

プロフィールの備考欄までよく読み、こういったタイプを選んでみるといいかもしれませんね。それから、お見合い当日のチェックポイント、交際中のポイント、そして「お見合いの十戒」が載っています。

 

特に「支払いは、全て男性!いい人、と思ってもらうためにも、せめて金銭的な包容力を見せる」というのは、なるほどな、と思いました。前述の「断られた理由」にも、「ケチ」というのがあったので、参考にしたいところです。

 

大事なのは「行動」

結婚相談所に登録した人が相手に求めるものは何かというと、まず「年齢」、そして「容姿」、そして「そのほか」だそうです。年齢は、重ねることはできても戻すことはできません。だからこそ、「一番若い今」に行動することが大切なのかもしれません。

 

山田さんも、「婚活に必要なのは思考力より行動力」とまとめています。婚活に関する何かを始めてみようと思える一冊でした。

 

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